アリョシャ・フィオドロウイッチ・カラマアゾフは

芦屋雁之助演ずる山下清のドラマ『裸の大将』の宣伝で、山下清に言わせている台詞がある。「他人から馬鹿にされたことはあっても、他人を馬鹿にしたことなど一度もないんだな」 ドストエフスキーの『カラマアゾフの兄弟』の中の三男アリョシャもドラマの山下清像に雰囲気が似ているかもしれない。 ▷早い話が、彼は人をさけ自分の中にとじこもって、じっと物思いに沈むという側の子供であった。幼年時代のそもそもから、隅…

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お前を愛している

テレビをつけてチャンネルを回していたら、『ジェイソン・ボーン』という映画をやっていた。 主人公はCIAの殺し屋?だったのか、パソコンでUSBメモリーを開いたら父親の秘密みたいなものが出てきた。 それはCIAが仕組んだ計画に巻き込まれたのか駒として動いていたのか、彼(ジェイソン・ボーン)に真相を言えずに「お前を愛している」と言って分かれたすぐ後に車ごと爆破されて死んだ。 まあ、映画の内容はよ…

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日和っちゃいました

図書館に行ってきました。今日は五冊借りてきたのですが、井上ひさしさんの小説か戯曲をと勇んで出掛けたのに、エッセイになりました。 ①『忘れられた日本人』宮本常一。②『歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」』網野善彦+宮田登。③『ふふふ』井上ひさし。④『僕は偽薬を売ることにした』水口直樹。⑤『からだの設計にミスはない』橋本敬三。 ①と②が意外に厄介な気がして、小説は…

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