如(も)し我を用うる者有らば

如し我を用うる者あらば、吾は其れ東周を為さん乎 ▷時は下剋上、戦国時代である。魯の国では王の権威はなく三桓がながく国政の実権を握り、また、その臣下である公山弗擾が費で反乱をおこし、孔子を招いた。それに対して孔子は応じようとした。弟子の子路は、日ごろの僭上(身分を越えた行い)を憎む態度とは矛盾すると、反対した。孔子は言う。「召してくれるなら行きたい。東方に周の道を興すのだ」 この類の話が幾つも…

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後生畏る可し

僕のようなシニア世代になると、若者を見ると「危なっかしいな」という感じと同時に自分たちの想像もしないところまで行くのだろうな(いや、行って欲しい)と言う羨望と希望のような気持ちが湧いてきます。 ですから、『論語』の中にある上記の言葉は孔子の謙虚な姿勢・視点が見て取れます。 意味は「後進の者は努力次第で将来どんな大人物になるかわからないからおそるべきである」というもので、孔子の儒教と言…

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