仏壇の中の花・灯明・線香は、儒教の儀礼

『沈黙の宗教─儒教』加地伸行。 日本に伝わった仏教が、インド発祥の原始仏教と同じものではないことは誰もが気付いていることですが、どのように変質というか変化したかを言い当てることは簡単ではない。 上記の本では、仏教儀式(特に葬送の儀礼においては)の殆どが儒教のものであると書いています。 まず、仏壇の中にはご本尊が置かれています。そして中段には位牌もしくは過去帳が並んでいます。灯明を掲げ、線香…

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ゲゲゲの世界

最近、LINEのグループトークに参加した。いわゆる読書会のようなもの。でも、LINE媒体で本を紹介することは難しい。LINEは、スタンプや短い挨拶には適しているが、本の紹介をするには横字数が少なすぎる。 だから簡略した書き方をしなきゃいけない。それで、『河童の三平』の紹介を書いていたら、三平が何故、異界の者たちと特別の違和感もなく交流できたのか理解できた。 彼は孤独だったんだ。小人の研究で家…

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人間は死後の世界のことを考えなかったら話にならない

ユングという人は何度も上記の言葉を言っていたと河合隼雄氏は語っています。 つまり、「あなたは旅行に行くときに、旅行先の地図も知らずに行きますか」と。死後の世界へわれわれは行くのですからね。死後の世界の地図を何も知らんで死ぬって、そんなばかなことはないと。 そう言われてみればまさにその通りなのだけど、お釈迦様だって目に前に起きていることに注視しろと言っている訳だし、死後の世界を滔滔と話…

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